小田原市では中心市街地活性化として「都市廊政策」を進めています。その事業の一環である魅力ある商店街づくりのひとつ「街なか緑化事業」のお手伝いで平成26~28年度までモデル地区3商店会の緑化を実施しました。
東海道の宿場町であった小田原では、昔からのおもてなしの精神が今も尚受け継がれています。そのおもてなしを緑で表現するために、地元客だけでなく観光客も心地よくなれる空間を各商店街の個性を引き立てる演出をしました。
東海道の宿場町であった小田原では、昔からのおもてなしの精神が今も尚受け継がれています。そのおもてなしを緑で表現するために、地元客だけでなく観光客も心地よくなれる空間を各商店街の個性を引き立てる演出をしました。
効果的箇所である店先の広い店舗を中心に緑化を行いました。
買い物や観光の際に腰掛けられるような設えやイベントの際には机として活用できるプランターなどその演出は随所に見られます。植物は一年を通して楽しめるように、四季折々通りのどこかでいつも花が咲いているようなデザインをしました。
店先での緑化が困難だったため、歩道での緑化を行いました。植物はベンチと組み合わせ、買い物途中に緑陰の下で一休みできるようになりました。店舗側にも看板と一体になったプランターを設置することで歩道側の植栽との連携を行いました。ただ通る道ではなく人の滞留が生まれています。
緑化後は通り全体でのバルイベントや月一回の一斉清掃、プランターの塗替えなど商店街のコミュニティ連携のきっかけにもなっています。
小田原城のお堀に沿って続く商店街です。
所々にサクラを植え、お堀の桜並木と繋がるような演出としました。各店舗の個性を引き立たせるために、それぞれのファサードに合わせたプランターを選定しています。 小田原城への緑のプロムナードとして、観光に来た人々を出迎えます。