公園や街路樹などの公共の緑は増えているのに対し、「民有地」の緑が減っています。その結果、東京都全体の緑は年々減少しています。「民 有地」の緑をいかに増やすか、この課題に対して、大きな成果を上げたのが「まちなか緑化」のプログラムです。
「自分のため」を入り口として、「みんなの思い」をつなぎ合わせる。そして、最終的にはまちの緑化を推進するコミュニティ主体を構築す る。そこまでの流れを、わずか6か月間、3回のワークショップで実現させるという推進プログラムを体系化させました。都内5か所のモデル地 区で、緑の広がりとコミュニティの醸成という成果があがっています。浅草での取り組みは「緑の 環境デザイン賞」国土交通大臣賞受賞。