日本一暑いまちとして有名になった埼玉県熊谷市で、暑い熊谷から心地よい緑の風を吹かせたいという思いで始まったプロジェクト。事業の推進には、「まちなか緑化」で構築された緑化推進プログラムが応用されました。
埼玉建築士会大里支部と連携して、セミナー、ワークショップを企画し、緑のまちづくりコンペを行い、公開審査によってモデル地区を決定しました。街の中心地で、お祭りでも多くの人が集まる地域では、四季によって表情が変わる壁面緑化と駐車場への植樹を。川沿いの地域では、木陰の休憩所として地域の憩いの場になることを目的に、緑化施工も参加型で行いました。
この緑化は、熊谷を涼しいまちにする第一歩です。緑による涼しさ、快適さを味わった人が、その取り組みを連鎖させていくことが、このプロジェクトのねらいです。