「経堂の杜」で培った環境共生のしくみ、暮らしの取り組み、入居後の実測データなどをもとにコンサルティングを行った、環境共生型分譲マンションです。
「経堂の杜」で培ったノウハウにより、自然の力を「太陽」「風」「緑」の3つにわけ、それぞれに対応した建築デザインのコンサルティングを行ないました。まず、夏の「陽」を制すためのに、バルコニー緑化・垂直緑化を実施。太陽の影響を緩和し、室内を快適にします。次に、「風」を操るために、通風のとれる間取りの採用と夜間でも窓を開けられるブリーズウィンドウを設置。就寝時も安心して窓を開けられるため、夜間の冷えた空気を室内に取り入れることができます。また、「緑」の力を借り、敷地内に冷たい空気を作り出す仕掛けも計画に盛り込んでいます。
このような建築計画は、入居者の方々がこれらの仕掛けを理解し、住みこなすことで、初めて暮らしの価値となります。そのためには、暮らしが始まってからの住まい方のフォローアップが重要です。そこで、ザ・ステイツ平和台では、入居後の暮らし方セミナーを企画、実施。自然の力を活かした快適な暮らしを実現するためのサポートプログラムを行いました。その様子を小冊子「エコミックス通信」(制作:チームネット)にまとめ、環境共生マンションでの住まいこなしを伝えています。
事業主:株式会社リブラン
コンセプト企画・事業コーディネイト:株式会社チームネット