私の暮らしている世田谷は、東京の中心部に近く、住宅が密集していますから、街全体が暑くなりやすい、いわゆるヒートアイランド現象の影響をかなり受けている住宅地です。夏の暑い時期には、気温が36℃にもなり、夜中でも27℃という … Continue reading
梅が丘の事務所での体験から、私に体感温度に関する興味が湧きはじめました。そうした私を更にのめり込ませたものがあります。 それは、「赤外線放射温度計」という計測器です。
体感原理がわかると、なぜ自分の家が暑いのか、そして、どうすれば涼しくすることができるのかがわかるようになります。ここで、その体感原理を理解するのに役立つ実験をしてみたいと思います。
第2回で体感温度の話を始める冒頭に、JRのホームでのエピソードを紹介しましたが、どうしてホームの天井の表面温度が高温になっていると、暑く感じてしまうのでしょうか。ここでも、「体感温度は、熱の移動スピードによって決まる」と … Continue reading
前回までのコラムでは体感温度の原理についてお伝えしました。ただなんとなく「暑いなぁ」と感じていたことも、原理がわかれば、その原因を特定することができるようになります。 原因が特定できれば、「暑さ」を改善し、「涼しさ」を意 … Continue reading
「緑のカーテン」って、聞いたことがありますか。 写真は、板橋第七小学校で取組まれた「緑のカーテン」です。
2000年8月は、私にとって記念すべき夏になりました。それは、「クーラーに一切頼らず、そして、クーラーよりも快適な生活」が我が家で、はじめて実現したからです。
さて、さきほどから紹介しているような「クーラーよりも快適な家」は、どのようにしたら実現するのでしょうか。それは、けっして難しいことではなく、そのツボをおさえれば皆さんのご自宅でも実現させることができます。 ここでは、その … Continue reading
【改善策その1 窓と壁の表面温度を上げない】
【改善策2 天井の表面温度を上げない】 第9回に引き続き、改善編をご紹介します。